ファイル形式 【file format】 ファイルフォーマット
ひとまとまりのデータをコンピュータの記憶装置に保存する形式を定めたもので、機種やソフトウェアが異なっても、同じファイル形式に対応していればその形式のデータを共通して扱うことができる。
コンピュータプログラム、文書、画像、動画、音声など様々な種類のデータについてファイル形式が定義されているが、同じ種類のデータについて多種多様な異なる形式が存在し、データの表現方法や保存できるデータの仕様などがそれぞれ異なる。
広く普及している著名なファイル形式の多くはその仕様が標準化され公開されており、誰でも対応するソフトウェアを開発してよいが、仕様が非公開で開発元企業のソフトウェアでしか扱えないものや、特許技術が必要で対応ソフトウェアの開発や販売、利用に料金が課されるものもある。
あるファイルがどんなファイル形式なのかを識別するために、Windowsなどではファイル名の末尾を「.」(ドット、ピリオド)で区切って拡張子と呼ばれる3文字前後の英数字を付与することがある。
ファイルコンバータ (file converter)
ある形式で記録されているファイルを、別の形式に変換して記録するソフトウェアをファイルコンバータ(file converter)という。
画像の記録方式の変換や、テキストファイルの文字コード・改行コードの変換などによく使用されている。単体のアプリケーションとして提供される場合と、あるアプリケーションの機能や拡張の一部として提供される場合がある。
特定のアプリケーションソフトの専用形式から一般的な形式への変換や、専用形式から別の専用形式への変換、一般的な形式同士の変換を行う。ただし、最近のアプリケーションソフトは、元が一般的な形式の場合はほとんどそのまま読み込めるようになっているので、変換の必要がない場合が多い。
専用形式ではその形式でしか対応できない情報が記録されているため、ファイルコンバータを使用すると、変換先の形式が対応していない部分の情報は失われる。