四則演算 【加減乗除】 四則計算
四則演算とは、算術計算で最も基本的な4つの計算法である足し算、引き算、掛け算、割り算のこと。
数値の足し算(add:加算/加法)、引き算(subtract:減算/減法)、掛け算(multiply:乗算/乗法)、割り算(divide:除算/除法)の4つを合わせてこのように総称する。
それぞれの計算の結果を「和」(sum)、「差」(difference)、「積」(product)、「商」(quotient)という。除算では商の他に「余り」(remainder:剰余)を出すこともある。
算術の計算式ではそれぞれ「+」「−」「×」「÷」の演算子で表すが、コンピュータ上では欧米の文字コード標準に「×」「÷」が存在しなかったため、それぞれ「*」(アスタリスク)と「/」(スラッシュ)で代用するのが一般的となっている。
プログラミング言語や表計算ソフトの関数、CPUの命令セットなどでは、記号ではなく英略語で各演算を表すことがある。それぞれを表す単語を元に、加算を「add」や「sum」、減算を「sub」や「diff」、乗算を「mul」や「prod」、除算を「div」(または商を「quot」余剰を「rem」)といった略号で表すことが多い。